2011年7月7日木曜日

定番 リネン風 テイラードジャケット McCalls's M6172 その3













 次は襟ですね。上の写真は裏地につけた表襟です。襟の縫い方は「工夫された衿、衿ぐりの縫い方」という本を参考にしました。テイラードジャケットの縫い方が細かく、ステップごとに写真つきで解説されています。縫い方だけではなく、縫い代の折り返しかた、切り込みの入れ方まで書いてあるのでとても親切です。アメリカのパターンにはそこまで詳しく書いていないので、こちらを参考にして縫い代にアイロンをかけました。














 下の写真は表地につけた裏襟です。裏から見ると今まで縫ってきた工程が良く分かりますよね。縫い代は丁寧にやるのであれば、パイピング処理をするようですが、今回は裏地をつけちゃいますので、見えないですもんね。それは裏地のないジャケットのときに挑戦するとして、今回はロックミシンですべての縫い代を処理しちゃっています。












 次はついに表襟を裏襟をつけるところですが、今日はこの辺で夜も遅いのでまた明日とうことで・・・オヤスミなさいzzzzzz....

定番 リネン風 テイラードジャケット McCalls's M6172 その2














 引き続きテイラードジャケットです。表地ですが肩パッドと袖をつけました。うーん、やっとジャケットらしくなってきました。

 肩パッドとうとなんとなく今時、流行らないんじゃない?という感じもしますが、私はかっちりした形が好きなので、一番小さいパッド、クオーターインチのサイズのものを入れました。肩パッドは袖と身頃の縫い代につけ、肩より5ミリぐらい出してつけるのだそうです。人それぞれ肩の形は違いますから、その辺りは着てみてよさそうな位置を確認です。

 袖つけは肩にギャザーが寄らないように上手にいせながらと縫いましょうというもののなかなか難しいですよね。完璧にはできませんでしたが、それでもこれでよしをして次に進みたいと思います。


 

2011年7月4日月曜日

定番 リネン風 テイラードジャケット McCalls's M6172 その1















 スタンダードな白のワンピースで気分を良くしまして今回はテイラードジャケットに挑戦しています。夏ですし、麻のジャケットなど、涼しげでいいかと思い作り始めました。今回はまずは定番を勉強しようと、全体的に接着芯をいれ、一番小さな肩パットを入れることになります。

 思った以上に時間がかかっています。まずは裁断。表生地と裏地、そして接着芯をそれぞれ別々にたくさんのパーツを切るだけで大変です。そして接着芯は布製のアイロンオンのものですが、これがアイロンで表地に張るだけでこれもけっこう時間がかかります。きちんと張れていないと後で剥がれてきちゃいますからね。暑い中アイロンをせっせとかけました。

 次に大変なのは、フラップポケット。今日の今日までこれをフラップポケットと呼ぶ事すら知らなかったのですから・・・ポケットって思ったより重いんですね。知りませんでした。

 なんとかここまできましたが、まだまだ道のりはあります。袖をつけて、見返しをつけて、裏地をつけてとまだまだ出来上がりそうになりません。それでもはじめてのジャケット、ここまできたらなんだかジャケットになりそうな感じになってきました。あわてず頑張って仕上げていきたいと思います。

胸元プリーツ ストレッチワンピース VOGUE V8593 その2















 ストレッチ素材のワンピースが出来ました。Dress Formはアメリカ製でこれ以上小さくならないのでぴたぴたになってしまっていますが、私はこれより一回り小さいので私にはぴったりに出来上がりました。太れないですね・・・ストレッチ素材とはいえ、後ろはファスナーでとても着やすいです。スタンダードなデザインですが、白で私の体系にあったワンピースは一枚も持っていなかったのでかなり嬉しいです。

 私はカバーステッチミシンは持っていませんので、直線縫いが必要なところは、普通のミシンのニット縫い目で縫ってみました。アメリカにはニット用の伸びる糸は売っていません。普通の糸でニット用の縫い目でみんな縫うそうです。本当に大丈夫なのかと心配でしたが、今のところ大丈夫みたいです。

 簡単で着やすいのでまたこのパターンはほかの生地で作ってみたいと思います。

2011年7月2日土曜日

SimplicityとVogueのパターンビックセール中

 アメリカの今週末はIndependence day weekendsで3連休です。休日と言えば、そう、ビックセール!当然、洋裁関連のお店も競ってセールを行っています。

 なんとSimplicityはおひとり10個まででひとつ$1.99! Vogueはひとつ$3.99なんです!送料は別ですけれど、通常、数十ドルするものですので、待ってましたとばかり、たくさん買い込んじゃいました。うれしいです。

 日本の皆様も海外発送してくれますのでお試ししてみてはいかがでしょうか。
 http://voguepatterns.mccall.com/

2011年7月1日金曜日

胸元プリーツ ストレッチワンピース VOGUE V8593














 前回のふりふりでかなり自信とやる気を喪失していましたが、ここは初心に戻って簡単なパターンでそれを取り戻そうと作り始めたのがこちらです。

 パーツは2枚と見返ししかなく、裏地もないのですから出来ないはずがありません。ただひとつ今までと違うのはストレッチ素材で作るということ。ロックミシンを買ったのですから簡単なパターンで練習というわけです。
 白のノースリーブで挑戦です。

 前回学んだことは、メスはロックできるということと、縫い代は先にロックをかけておいて、縫い合わせるときは普通のミシンのストレッチ用の縫い目で縫ったほうが安心だということ。  
 いいところまできましたので出来上がったらまたアップしたいと思います。

ふりふりワンピース McCall's 6024 その2
















 ロックミシンを買ったのだから挑戦するのはもちろん、ふりふりワンピースです。このフリルの端を巻きロックしたかったのです。
 私は会社に着ていきたいので、さすがに赤はちょっと・・・ということで選んだのが水玉模様。ここ最近は真夏日よりだし涼しげでいいですよね。

 さて、一度作っているのだから、縫い方もわかっているし、気をつけるところだってもちろん知っているわけで、ロックミシンさえ使えればあっという間にできあがるはず・・・が、そうはいきませんでした。

 ロックミシンでカーブがうまく縫えないのです!しかも切りながら縫っているので縫い直せば縫い直すほど生地が小さくしかも歪んでいきます。なぜメスをロックすることに気づかなかったのでしょう・・・大切な胸元のフリルがガタガタになってしまいました。
 水玉模様で目がちかちかするし、もういっそのこと捨ててやる!と思ったものの、旦那に止められ、なんとか最後まで縫ってみましたが、かなり気に入りません。
 
 フリルの部分だけ新しい生地を切りなおすにも生地が足りなく、買ったお店にいっても売り切れでなく、仕方なくそのまま進めて最後まできたのですが、やはり駄目ですね。きちんとやり直さないで進めるといいものはできません。いい勉強になりました。自信喪失で疲労感ばかりが残る週末でした。いつかもう一度このパターンで再挑戦したいと思います。

ロックミシン Brother 1034D 3/4 Lay-In Thread Serger
















 買っちゃいましたロックミシン。ニットはまだ縫わなくてもほかに縫うものたくさんあるし、ロックミシンはまだいらないと思っていましたが、前回のフリルの端の処理にげんなりして買っちゃいました。

 アメリカはロックミシンをSergerと呼ぶみたいです。今回もBrotherのものでアメリカで一番売れているもの。2本針の4本糸でお値段270ドルぐらいって安くないですか?!日本だと10万円とかするみたいなので高いですよね・・

 270ドルとはいうものの、全米で一番売れているだけあって、便利です。当然巻きロックなるものだって出来ちゃいます。左にあるダイアルで差動調節や縫い目の長さや幅、メスロックを調節。糸のかけ方も思ったより簡単です。これがあればきっと既製品のような縫い目で縫えるはずですよね。うれしいです。

ふりふりワンピース McCall's 6024 その1

















 次に挑戦したのはこちらのふりふりワンピース。今回は私のためではなく、ほかの人のために作ったワンピースです。彼女はまだ21歳の留学生。とってもいい子でご両親には高い学費を払ってもらっているのだからとルームメートと一緒に暮らし、欲しいものも我慢しながら、何事にも一生懸命な素敵な女の子。そんな彼女に作った一点です。彼女が選んだパターンとご希望の赤で作りました。
 
 パターンを見る限り簡単なはずだったのに、けっこう大変。
 まずはフリルの端の処理。細く2回折り返して端をミシンで縫うようにって書いてあるけど、フリルは長いし、直線ではないしで大変なこと大変なこと。
 更に彼女は背丈もちょっと小さく全体的に小さくしないといけなかったのです。上下を縫い合わせる前に一度試着してもらったらやっぱり上下ともども少し詰めないといけませんでした。そう簡単に詰めると言うけれど、ベルトも付け直しだしダーツだって・・・これに懲りて当分は自分の洋服で勉強します。

 それでも出来上がって取りに来て着てみた彼女の喜んだこと喜んだこと!この顔を見れたら苦労して作ったかいがあったというものです。サイズもぴったりだし赤がとても映えて素敵でした。

シャツドレス DONNA KARAN COLLECTION VOUGE V1220 その4
















 これが出来上がった私のDKNYコレクションです。出来てはいたのですがついつい面倒で更新していませんでした。結局、ウエストのところのプリーツはベルトをするから表に縫い目が見えてもいいということで理解しましたが、見えるのは嫌なので縫わないでこれで完了としちゃいました。

 ベルトは正面に大きくリボンにして結ぶように書いてあったのでそのようにしてみましたが、なんとなく下手するとバスローブのようになってしまいそうで、実際に来たときは横にずらして結んでみました。胸はもう少し閉まっていたほうが私好みですが、サイドにポケットもついていてとっても着易いです。

 自分で言うのもなんですがDress Formに着せて写真で見るより、自分で着たほうがずっと良くてかなり満足です。嬉しくて会社に着ていき、ランチの後にいつものカフェにお茶を買いに行ったら店員のお姉さんに

「それ、どこで買ったの?」

って聞かれちゃいました♪ 嬉しすぎです♪ 自慢げに自分で作ったのって言っちゃいましたら私にも同じの作って欲しいって。自分で作った洋服が既製品のように見えるっていうのがある意味私の目標なので嬉しいです。是非皆さんもトライしてみてください。オリジナルの一点になること間違いなしです。